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行き当たりばったり 道中日記

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信長の野望に登場する戦国武将・剣豪・その他徒然の、ゆるい風味の紹介動画を作成しています。

業正の妹と義堯 

長野業正には養子がいたと言います。
それは、里見義堯に嫁いだ業正の妹が産んだ男子で、石井義樹(1533~1563)と言うそうです。
永禄六年に討ち死にしたとされますが、僧籍に入ったとも言われます。
死んだことにして、実はひっそりと僧になって、死んでいった長野家の人々の菩提を弔っていたりしたらいいなぁと夢想してみた。


秀綱「・・・普通のおなごには普通の紳士なのに」
義堯「実の妹に結婚願望とか・・・恋じゃなくて変だな」
業正「それほどに大切に思っておっただけだ」
秀綱「まさか、義樹殿が養子に来たのは・・・」
義堯「最初の子供はわしに寄越せと、そこの爺さんが俺を脅すから」
業正「・・・」
秀綱「まったくもう、子供ですね」
義堯「まぁ、爺さんも北条には従ってなかったし、関東の諸将とよしみを通じるのは必要だしな」
業正「わしだとて、そう思うからこそ妹が里見家に嫁ぐのを涙を呑んで見送ったんだ。だいたい、娘十二人も全て周辺の国人や豪族とのつながりを強める為に嫁に出しているわしが、妹一人のことをいつまでも引きずったりせんわ」
秀綱「でも、姫様たちを嫁がせるたびに、落ち込んで利根川に身を投げようとして重臣たちを慌てさせていたと、父上がよく・・・」
義堯「素晴らしい紳士ですね」
業正「やかましい!勢力を強める為だけの婚姻に、わしとしても申し訳ない気持ちがあったのだ!」
秀綱「なにしろ、十二人も・・・ですからね」
義堯「悪く言えば、娘を全員、政の具にしたってことか・・・だが、それだって家を守るためだろう?爺さんの娘達なら、自分たちの役割だって理解していただろうよ」
業正「そう見てもらえれば助かるな・・・」
秀綱「姫様たちは、上州のむすめですから、きっと嫁いだ先で立派にやっていらっしゃったはずです」
業正「ああ、於富のようにな」
秀綱「・・・ええ」
義堯「その、おとみさんというのは・・・あ、聞いても差し支えないなら、だが」
秀綱「業正様の姫様の一人で、小幡図書助殿の妻で・・・私の弟子です」
義堯「ほぉ、おなごで剣聖の弟子とは、それはお強かったんでしょうなぁ!」
業正「ふふ、上州のおなごはかかあ天下と言ってな」
義堯「え・・・男はみんな尻に敷かれるの?上州のおなごって怖いな」
業正「違うわ!男がおらぬ間もしっかりと家を守る良妻賢母ということよ!!」
義堯「ああ・・・妹さんも、芯の強い綺麗な人だったな」
業正「・・・そうか、それならよかった」
義堯「その、すまないな、兄より先に逝かせてしまって」
秀綱(ああ、妹君は義樹殿を生んだ後、子供も無く病で・・・)
業正「なに、病はどうにもならんことが多い。それに、あれは海に憧れ、里見に行ける事を心から喜んでいたからな・・・礼こそあれ、責めることなど無い」
義堯「そう言ってもらえれば、こちらも気持ちが軽くなるってもんだよ。これからもよろしくな!お兄様」
業正「ああ?誰がお兄様だ!!」
義堯「え~、いいだろ?ちょっと年が離れすぎた異様な義兄弟だけどさ」
業正「気色悪いわっ!兄と呼びたいなら魚でも持って来い!」
義堯「上州は海から遠いんだから、持って来るまでに腐っちまうだろ。お兄様は無茶言うな」
業正「だからお兄様とry」

秀綱「ふふっ、仲良しで何よりです。妹君はちゃんとつないでおられますね・・・家の和を」

おわり

義堯に業正を「お兄様」と呼ばせたい。そんなアホな気持ちからスタートしました。
おかげさまで、ネタが出来上がるまで何も出てこなくて苦労しました・・・しょうもない思いつきで作り始めるもんじゃないですね。出来上がっても相変わらずですが。

業正の娘、於富は、池波正太郎の上泉信綱が主人公の小説『剣の天地』で、信綱の弟子として登場します。ぶっちゃけ池波先生の創作上の名前です。一番身近だったので、これを使用しました。実際にどんな名前だったかはわかりません。信綱の弟子かも同様です。

かかあ天下について。
雷とからっ風、そしてかかあ天下。この3つが上州名物とかそんなことを地元民は習うんですよ。
あと群馬は未開の地じゃありませんよ?埼玉から22時間もかかりませんよ?木の上に住んでませんry
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