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行き当たりばったり 道中日記

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信長の野望に登場する戦国武将・剣豪・その他徒然の、ゆるい風味の紹介動画を作成しています。

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剣豪さ(略)~宮本武蔵のまき~ 

宮本武蔵(1584?~1645)
諱は玄信。幼名は弁之助。
生年・出身地などは、書物によって諸説あり、新免無二斎が父親と言うのも肯定と否定があるそうだ。
二刀流といえば、武蔵の創始したニ天一流である。
小説の主人公になり、一躍剣豪界のスターになった。
剣術だけでなく、書道や絵の分野にも才能を発揮した、職人のような人である。
虚構と事実、どちらをとってみても魅力的な人である。


宗矩「逸話を見る限り、もっと貪欲なのだと思っていましたよ私は」
武蔵「好きなことを、好きなようにやりたかっただけなんですけど・・・なんか有名になっちゃったんですね、めんどくさいなぁ」
忠明「確かに、兵法だけでなく絵やら書やら、色々とやっているな」
宗矩「それも、中途半端ではない、しっかりと筋の通ったものに仕上げていますからね」
武蔵「どれも外せない趣味であり、糧を得る大切な商売道具ですから、頑張りましたよ」
忠明「お前も、兵法家として身を立てたいと思っていたのだな」
武蔵「そうですよ。関ヶ原では、親父について黒田如水さまの下で活躍しました」
宗矩「あれ、宇喜多殿の下ではなかったのですね」
武蔵「うちの親子は流れ者で、ちょうど如水さまは金子をまいて優秀な輩を集めていて、それで参加したんですよ」
忠明「そのまま黒田家に仕えなかったのか」
武蔵「えー、だって如水さま結局留守を狙って領土をかっさらおうとしたわけで・・・いたらやばそうだったので」
宗矩「ま、まぁそうですけど・・・」
忠明「で、大坂の役ではどうしたのだ?大坂方についたという話もあるが」
武蔵「いやぁ、特に恩義のある方がいたわけでもなし。幕府方の水野さまの下で戦いましたよ」
宗矩「・・・わりとサバサバしているんですね」
武蔵「やっぱり、身を立てるにはしっかりとした目付けが大事でしょ。それはお二人だってそうでしょう?それで徳川さまをお選びになった」
忠明「その通りだな」
宗矩「確かに・・・家を守るにも、栄達を図るにも、土台の確かな主君を見つけることも重要ですからね」
武蔵「世の中には2種類の兵法者がいる。義理のために身をなげうつものと、兵法の為に手段を問わないものだ!・・・って親父が言ってました」
忠明「どちらも間違っていると断ずることはできない生き方だな」
宗矩「結局のところ、自分が満足する生き方が吉、ですよね。評価なんて他人が後でつけるものですし」
武蔵「幸運にも、俺の腕前は様々な大名のみなさんに注目してもらえて、良くしていただきました。・・・関わった兵法者の方々には、申し訳ないですけどね」
宗矩「ああ・・・君と立ち合った吉岡一門も、佐々木殿も・・・気の毒な印象を後世持たれてしまいましたしね」
忠明「敗者が悪く言われてしまうのは世の常だからな」
武蔵「吉岡殿も、佐々木殿も、相当の兵法家でしたし、結果は完勝とも言えなかったのですがね」
宗矩「それで、様々な書物で引き分けだ、完勝だ、なんだかんだと異論が出ているのですか」
武蔵「まぁ、弟子たちがちょっと脚色加えて吹聴したことも原因かもですが」
忠明「どこの道場も同じだな。師匠を尊敬するあまり、そうした誇張表現が出るのは」
宗矩「あなたの所も色々とやってくれていますからね」
忠明「うるさい!」
武蔵「ま、紆余曲折はありましたけど、兵法数寄の大名に目を留めてもらえて、兵法だけでなく絵や書に心をかたむける余裕が出来て、満足のいく暮らしができましたね」
忠明「幕府に仕えて公務にいそしんでいた我々よりも、自由でのびのびとした余生だったようだな」
宗矩「え・・・公務、いそしんでたんですか」
忠明「うるさい!!」
武蔵「自分のこれまでの人生とか、思い返せる時間を得られたのは、貴重でしたね」
宗矩「確か、兵法書を残されていますね」
武蔵「そんなに立派なものじゃないんですよ。自分なりの兵法観を、他人が見てもなんとなく感じてもらえるような、そんな内容なので、奥義とか技の話は極力してません」
宗矩「それと、独行道という訓戒も残していますよね」
武蔵「そうですね、死ぬ前にちょっとカッコつけた感じの」
忠明「身に楽しみをたくまず(楽しみを追い求めるな)・・・と、あるが」
武蔵「自分で感じたんですよ。兵法は好きで、楽しかったんですが、いざこれで身を立てようとするとこれが辛いのなんのって。趣味を仕事にしようとすると自分の想像以上の努力を要するので・・・同じことを考える人に注意しておこうかと思って」
忠明「そういう意味なのか」
宗矩「他の文言も、苦労がにじみ出た文章ですね」
忠明「なかなか到達できそうも無い理想だな」
武蔵「まぁ、死ぬ七日前の、妙にハイになっていたときに書きましたからね・・・自分でもどこまでやれていたかは、自信ないなぁー」
宗矩「これを全て実行できたら、聖人ですし」
武蔵「色々と、自分の人生にはグレーゾーンが多いですけど、その部分を使って俺の色々な解釈と、物語が編まれているのは、個人的に楽しいですね。沢山ネタを残しておいた甲斐があったってもんですよ」

忠明「・・・ネタか」
宗矩「忠明殿もあるじゃないですか。スイカの」
忠明「うるさい!!!」

つづく

宮本武蔵さんでした。ドラマに漫画に小説に、大活躍です。
吉川先生の作品で、有名になった人ですが、もともと巌流島の戦いは江戸時代から好まれた逸話で、様々なものがたりが伝わっています。
創作と実像にはギャップがありますが、それらが混じり合って存在する宮本武蔵という人は不思議な魅力をもっているんだなぁ、と感じます。
これからも、剣豪スターとして活躍が楽しみです。
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