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行き当たりばったり 道中日記

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信長の野望に登場する戦国武将・剣豪・その他徒然の、ゆるい風味の紹介動画を作成しています。

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剣豪さ(略)~友松氏宗のまき~ 

友松氏宗(生没年不詳)
入道して偽庵と名乗る。
・・・どうにもこうにも彼に関する資料と情報が少ない。だが、旅の目医者はキャラとして強いと思うんだ!

偽庵「診療終了。じゃ、そういうことで」
宗矩「あ、あの、少しお話を・・・」
忠明「帰ってもらっていいだろう。どうせろくな資料もないし、話にも広がりがなさそうだ」
宗矩「身もフタもないこと言わないでくださいっ」
偽庵「そうだぞ。ずっと旅の空だったし、記録もつけていなかったしな!」
宗矩「それ自信満々に言わないでください!!・・・とりあえず、手持ちの資料でお話をうかがいましょう」
忠明「俺が聞いた話だと、慈音殿から念流を伝授されたことになっているが」
偽庵「その話が正しいと、儂は仙人か物の怪だな」
忠明「む、違うのか」
宗矩「忠明殿、偽庵殿は『念流正統七世』を継承されていらっしゃるのですよ。七代目ですよ?その設定だったら二代目以降が急死にも程があるじゃないですか」
偽庵「それに、儂が又七郎(樋口定次)に剣を継承させたのは慶長三年のことだ。時代が合わぬぞ」
忠明「むぅ、確かに」
宗矩「樋口定次殿とは、巡国の途中で出会われたんですか?」
偽庵「うむ、ちょうど江戸あたりに逗留していた時にな」
忠明「旅の目医者というが、兵法も教えながら旅をしていたのか?」
偽庵「そうだ。流祖である慈音さまにならい、諸国を巡って念流を教えていた。跡を継ぐものも見つけたかったしな」
宗矩「定次殿との出会いはどのようなものだったんです?」
偽庵「最初、あやつの友人で従兄弟の小串清兵衛という男が剣術をやっているのを、たまたま清兵衛に乞われて眼の治療に赴いた時に見てな」
忠明「そこでそいつに教授したのか?」
偽庵「なんだその剣術の真似事は。役にたたんだろ、そんなもん・・・って声をかけたら、怒らせてしまってな」
宗矩「いや、最初の声のかけ方がおかしいですよね、誰でも気を悪くしますよそれ」
忠明「俺なら言った奴を叩き斬ってやる」
偽庵「清兵衛も、ならば勝負しろというので、軽く返り討ちにあしらってやった」
宗矩「・・・この展開が定次殿に繋がるのですか?」
偽庵「儂に負けて、清兵衛は力の差と、そしてこちらの技量に感じ入ったらしく、非礼を詫びた後よくもてなしてくれた」
宗矩「ねぇ、繋がるんですよね?聞いてます?」
忠明「殊勝な男だな、うむ」
偽庵「で、話をしていると、従兄弟にどうしても勝ちたいのだという。それで少し稽古をつけてやってな。それから従兄弟と勝負をして、初めて勝てたと大喜びだった」
忠明「ほぅ、よほど教え方がよかったのだな」
偽庵「清兵衛自身も20日間の猛稽古に耐えたし、相手の動きについて聞いた上で、コツを教えた結果だろう」
宗矩「そこで、定次殿と繋がるわけですね?」
偽庵「ああ。なんと、負けた清兵衛の従兄弟とは、樋口定次だったのだー!」
忠明「なんと、そうだったのか!」
宗矩「・・・・・・」
偽庵「負けた後、清兵衛に儂のことを聞いたらしく、ものすごい勢いでやって来て、是非弟子にして欲しいと猛烈な勢いで頼み込んできたな」
忠明「話を聞いただけで、そこまで熱意を持ってやってくるとは、よほど感じ入ったのだろうな」
宗矩「しかも、いきなり弟子入り希望とは、惚れ込んだのですねぇ」
偽庵「今まで何人も弟子入りしたいと言ってきた者はいたが、又七郎の熱意と才能は本物だった。やっと自分の技の全てを伝えることの出来る者を見出せたことは幸せだった」
忠明「跡継ぎの育成が最も難しいことだからな」
宗矩「定次殿とはそれからは・・・?」
偽庵「共に旅をしながら念流の伝授を行い、すべてを伝えた後は、別れた」
忠明「素っ気ないのだな」
偽庵「もともと、定住とか誰かとずっと共に居るとか、苦手だからな・・・念流の正統も伝えたし、気楽なもんだ」
宗矩「でも、なんだかんだ言って定次殿の事を話すのは楽しそうですけど」
偽庵「あいつは真面目で、お人よしで、おせっかいで、うるさいやつだったからな。いないとちと寂しいだけだ」
忠明「師弟の絆は良いものだな」
宗矩「もう少し、定次殿についてお話聞きたいですねぇ」
偽庵「どうせこの後は又七郎が来るのだろう?あやつに後は聞くが良いわ、儂は帰るぞ。他の患者が待っているからな!!」
忠明「・・・素早いな」
宗矩「さすがにずっと旅を続けているだけありますね」
偽庵「あ、そうだ」
宗矩「わっ!」
忠明「忘れ物か?」
偽庵「眼の診療代、一千貫文。分割も可」
宗矩&忠明『払うかっ!!』

つづく

偽庵さんの師匠は、慈音の弟の赤松三首座とも言われていますが、それでもやっぱり時代が合わない・・・。
樋口定次に伝えられた念流は、馬庭念流として現代まで続きます。
偽庵の流派は「未来記念流」と呼ばれて井伊家、彦根藩に伝わったとか。

どうでもいいことですが、偽庵ボイスは塩沢兼人(代役は山崎たくみ)のイメージで。しょうもないネタです。

次回は樋口君です。
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