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行き当たりばったり 道中日記

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信長の野望に登場する戦国武将・剣豪・その他徒然の、ゆるい風味の紹介動画を作成しています。

わんわんお!三楽さん 


資正「まるで私が犬にしか興味が無いように・・・」
業正「だって、あてはまったんだから仕方が無かろう」
秀綱「天にも人にも“犬が好きなことを”恥じる所がないこと・・・ではないのですか?」
資正「そこ!勝手に犬好き関連の言葉をねじ込まない!!」
業正「違和感が仕事をしないのがいかんのだろう」
資正「言っておきますが、犬を飼い始めたのは元は軍事用なんですからね、軍事用!」
秀綱「そうなんですか?」
資正「そうですとも!ですから今回は軍事用に犬を使用するまでの方法をお教えしましょう。自宅が北条家に包囲された時などに使用されるとよろしかろうと」
業正「ほう、それは興味深い」
秀綱「私も囲まれて降伏したことありますから、それはいいですね」
資正「では、まずは子犬を100匹用意していただきたく」
業正「突然難易度が上がったな」
資正「城一つにつき、50匹ほどいると安心ですぞ。連絡を取り合いたい城の数で飼う頭数は考えてください」
秀綱「通信途中で討ち取られたり、野生に帰ってしまうこともあるんでしょうしね」
資正「ですね。さて、100匹わんちゃんを二つの城で50匹づつ育てましょう。ある程度育ったら、2つの城の犬を入れ替えます。この犬の住み替えは、2.3ヶ月に一回は行うと良いかと」
業正「ああ、なるほど、犬が逃げても帰ってくる習性を利用すると言うことか?」
資正「さすがは黄斑殿、飲み込みが早いですぞ!犬たちに帰るべき場所を認識させておくこと・・・これが出来ていれば、あとは有事にその犬たちに付文させて外へ解き放てば、外部と連絡を取ることが出来ます」
秀綱「包囲されていても外と連絡が取れれば、城の軍勢と援軍で、攻めて来ている側を挟み撃ちできますからね」
資正「たとえ警戒されていても野良犬と区別は付きませぬし、犬の足は人よりもずっと早いゆえ、人の伝令よりも捕らえられにくいという利点があります」
業正「成る程な、しかし実際に運用してみなければ、良さがわからんだろうな」
秀綱「犬を100匹ですからねぇ、えさ代とか糞尿の始末とか、現実的なことも考えるとなかなか・・・」
資正「大変でしたな、本当に、最初は領民も家臣も冷ややかな目で私を見ていたものです」
業正「よくぞ途中で投げ出さなかったものだ」
資正「家臣たちも、犬の世話をするうちに、情が移ってきた者もおりましたし、戦で役に立ってからはもう、皆でちやほやと」
秀綱「その輪の中に、入ってこなかった方もいらっしゃったとか」
資正「ああ、資房・・・氏資の奴ですか」
業正「初名は資房殿か、改名したのは・・・もしかしなくとも」
資正「ええ、北条家に降伏して、あれが私を岩付から追い出したときに、頂いたそうです、『氏康』の『氏』をね」
秀綱「そんなことになっていたとは・・・」
資正「残念ながら・・・あれが氏康殿の娘を嫁にしてから、だんだんと北条に親しんで行き、私は北条に馴染めなかった、そこで親子の間に決定的な亀裂が出来たと感じますな」
業正「それで、次男に家督を譲ろうともしたということか」
資正「家中が割れるのはまずいですし、踏み切る前に資房は出家して逃げまして、そうしているうちに国府台の合戦で敗北した隙を突かれて次男もろとも追放、というわけで」
秀綱「資正殿は、兄上とも北条のことで袂を分かって、その上実の息子とまで」
資正「これも全て北条のせい!・・・なんてね。結局のところ、一族揃って頑固なんですよ。自分でこうと決めたらお互いに引けぬのです」
業正「そういうものだよ、状況次第で簡単に己を曲げるようでは、坂東武者ではないわ」
資正「まったくですなぁ、ははは」
秀綱「そう言えば・・・岩付追い出されて、わんちゃんたちはどうなったんでしょう?」
資正「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
業正「秀綱殿、なんか地雷だったようだぞ」
秀綱「例えようも無く落ち込まれてしまいましたね・・・私としたことが、申し訳ないことを」
業正「あの様子では、犬たちはきっところ」
資正「可愛い我が子達は・・・全部、氏資めに取られてっ・・・!!あいつめッ!!」
業正「・・・」
秀綱「結局、太田家総犬好きでしたか・・・」

おわり

城を攻めるのは結構リスキー。防衛されて城の前にいるうちに、他から攻められたらアウト。いかにして城側を孤立させるかがキモでしょう。
河越夜戦で、氏康は河越城の綱成と連絡をつけて、同時に連合軍に奇襲を仕掛けています。連携は大切ですね。
長野家も太田家も、結果だけ見れば「負け組み」に見えますが、負けていてもその内情には色々なドラマがあり、何もしていないから負けたわけではなく、それぞれの多くの苦闘が見られるので、細かく調べていくと誰も嫌いになれません。イモヅルです(笑)

次回はまたしてもノブヤボネタと、あと小野さんの予定です。
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